「観光立国推進基本計画解説セミナー」に参加してきました

この日は、株式会社やまとごころさん主催のセミナー「【徹底解説】観光庁担当者が明かす!「新たな観光立国推進基本計画(第4次)」のポイント」に参加してきました。

 

一般的なニュースとして報じられることはないので業界の方(という表現でいいのかしら…)しかあまりご存じないかもしれませんが、観光立国の実現に向けた全体方針や目標、施策などを定める「観光立国推進基本計画」が2023年3月31日に閣議決定されました。この計画は、観光立国推進基本法に基づき、観光立国の実現に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るためのもので、今回は令和5年~令和7年までの3年間の基本計画になります。

 

 

 

八ヶ岳観光圏は「観光圏」という枠組み自体が観光庁の施策の中に位置づけられている存在ですので、この基本計画がどのような方向性になるのかということも観光圏の運用や観光地域づくりにも深くかかわってきます。また、今後、観光庁がどのような方向に日本の観光をもっていこうとしているのかは、八ヶ岳観光圏の事業にも関わってきます。

そのようなわけで、今回、「株式会社やまとごころ」さんが主催されたセミナーに参加して私なりに再度ポイントを学んできました。セミナーでは、観光庁 観光戦略課の田代さんが、基本計画の背景とポイントについて細かく解説してくださいました。

 

地方にいる身として私なりにポイントをまとめると...

  • コロナによって中断してしまった訪日外国人旅行者数をコロナ前の水準に回復させる。だが、単にコロナ前に戻るのではなく、一人当たりの消費額を25%増やして20万円/人にするとともに、地方での宿泊数を2泊(前は1.4泊)にする
  • 持続可能な観光地域づくりを積極的に推し進める
  • 国内観光については新しい切り口の観光スタイル(ワケーションとか第2のふるさととか故郷とかの関係人口創出)を積極的に開拓する

ということかと思います。
田代さん曰く、キーワードは、「持続可能な観光」「消費額の拡大」「地方誘客促進」とのこと。

 

ひと口に観光と言っても、宿泊施設の改修支援だとかMICEとかIRとかまで幅広いですが、少なくとも我々が関わっている分野について言えば、これまで八ヶ岳観光圏が積み重ねてきたことをさらに推し進めるということだと理解しました。

 

 

八ヶ岳エリア、素敵でしょ♪

 

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