この日（9/18）は、第2回インバウンド推進ワークショップに参加してきました。
この日（9/18）は、第2回インバウンド推進ワークショップに参加してきました（戦略会議終了後）。
会議ではありますが、外国人向けサービスを提供しているホテル・旅館・アクティビティ関係者、市町村関係者などが集い、様々な意見交換をする場になります。国内人口が減少していく中、国の施策としてもインバウンドの受け入れを大きなテーマにしていますし、全国各地でインバウンドへの取り組みを積極的に展開しているのが現在の状況です。
一方で、2018年度から日本版DMOがスタートしたことで、活動全体の前提が「インバウンド」にシフトしているという現実があります。（ちょっと専門的な話ですが．．．）
そのため、先だって開催された戦略会議とこのインバウンドWSと、内容がかぶってしまうこともいくつも出てきています。
戦略会議に引き続き、たくさんの方が参加されました
今回のテーマは、大きくわけて３つです。
- Airbnb のサービスについて
- 次年度から進める予定のインバウンド誘致グループについて
- 北杜市 指さしアプリについて
Airbnb のサービスについて
世界中の観光客の方が利用されている「Airbnb」。
今回、Airbnb Japan株式会社の渡辺さんにお越しいただき、Airbnb のサービス内容や利用のされ方についてご紹介いただきました。
Airbnb というと「違法民泊」との関連がニュースで多く取り扱われましたが、その後の Airbnbでの取り組みや宿の登録方法を厳格化していること、また、ホテルや旅館なども登録可能で多く利用されていることなどうかがいました。
また、Airbnb というと「宿」を探すサービスという印象が強いのですが、それと並行して「他では経験できない体験プログラム」を探すサービスも運用されているということもご紹介いただきました。また 2018年上半期予約数では、東京が世界で一位ということもお教えいただきました（2位はパリだそうです）。
加えて、会議に参加されている方の中ですでに Airbnb に登録されているペンションさんやホテルさんから、Airbnb を利用しての感想などについてお話しいただきました。
Airbnb Japan 渡辺さんによるご説明
次年度から進める予定のインバウンド誘致グループについて
次年度から、ここ八ヶ岳エリアでは、インバウンド誘致グループというものをスタートさせる予定です。
ひと口にインバウンド誘致と言っても、地域や各施設によってまったく事情が異なり、積極的にインバウンド誘致をしたいと考える施設もあれば、「いやいや、うちは国内のお客様だけでいいんです．．．」という施設もあります。そこで、積極的に取り組みたい施設さんを集って、色々な取り組みが出来ないものか…と準備を進めているのがこの誘致グループです。
今回は、この誘致グループの準備状況についてお話しがありました。
北杜市 指さしアプリについて
北杜市さんでは、2016年度から北杜市を訪れる外国人観光客向けに「指さしアプリ」を提供しています。
食事や買い物などの観光シーンごとに、指さしで会話ができるアプリで、英語・中国語（簡体字・繁体字）・韓国語の４言語に対応しているものです。
詳しくは、↓をどうぞ
山梨県北杜市を訪れる外国人観光客向けのアプリをリリース
https://biz.yubisashi.com/app_hokutocity/
今回、このアプリのバージョンアップを検討しているというお話しをうかがいました。
私にとってはどの話も本当に勉強になることばかり。
戦略会議の記事にも書きましたが、もう、目の前のことで精いっぱいなのが情けないぐらい．．．
本当はもっともっと観光のあらゆるところに目を届かせないといけないのに。まだまだ力不足のマネージャーだと痛感する毎日です。
次回のWSは10月に開催される予定です。
八ヶ岳エリア、素敵でしょ♪
