新型コロナ対策の最新動向に関するWSに参加してきました

10/29、八ヶ岳観光圏内で開催された新型コロナ対策の最新動向に関するWSに参加してきました。
講師は、高松正人さん(観光レジリエンス研究所代表)。

 

高松正人さんといえば、各業界団体が出している新型コロナウィスル感染対策のガイドラインを監修されていたり、観光庁による「新しい旅のエチケット」の策定に携わっていたりと、国内の新型コロナウィスル対策の最前線にいらっしゃる方。最新の状況を間近かでうかがってきました。

 

観光事業者がどのような切り口で感染対策を組み立てたらいいのか…や、具体的な感染対策などなど幅広いお話の中で、私か特にここで紹介したいのは次の2つです。

 

国の方針変更

9/28に国から出された新型コロナウィスル対策の方針変更について説明してくださいました。
↓のことです。
「国民の仕事や生活の安定・安心を支える日常生活の回復」

これによると、人の移動について、
「不要不急の都道府県をまたぐ人の移動について、ワクチン接種済者又は検査を受けて陰性とされた者は、国として自粛要請の対象に含めません。また、外出についても、混雑した場所や感染リスクが高い場所を訪れる場合を除き、ワクチン接種の有無にかかわらず国として自粛要請の対象とはしないこととします。」
となっています。

つまり、国としては外出自粛の要請をもうしないから、個人や地域でしっかり対策を実施してね…ということのようです。
観光という切り口で言うと、国としては「行くな」とは言わないから、迎える側でしっかり対策をしておいけよ…ということですね。

 

 

地域に住んでいる方に対する「安心」の提供

国内観光が動き出すことで観光事業者はやっと旨をなでおろせるのは確かですが、その地域に住んでいる人からすると、感染リスクが高まるわけですから来てほしくないと思うのも当然。うちは感染対策をやってます♪ってPRしても、「そんなのお客さんに来てほしいから言っているだけで…」と地域の人に捉えられてしまうことだってあります。

ですから、お客さんに対して「うちは安全です」というのはもちろんのこと、観光事業者全体として地域の人に対して「お客さんを迎えても安全なような我々全体で対策をしています」という「安心」を提供する必要がある。

これは確かにそう思いました。

 

今回うかがった内容は、またエリア内の方々にお話ししていきたいと思います。

 

 

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