宿泊施設をまわって思うこと

今回、観光品質認証「サクラクオリティ」の認証調査で、八ヶ岳エリア内の宿泊施設9軒にうかがわさせていただきました。
観光品質認証というのは、「宿泊施設の品質を認証」する国内初の事業で、世界中の旅行者に、質の高い日本のサービスに関する情報提供を行い、安心で快適な旅行を楽しんで頂くための仕組みです。

9軒、それぞれのことはブログの過去記事をご覧くださいね♪

また、観光品質認証「サクラクオリティ」については、下記をご覧ください。

観光品質認証「サクラクオリティ」

 

これまでも出張や旅行で宿泊施設に泊まることは何度もありましたが、今回のように、オーナーや支配人の方から施設全般、現場の裏側、お客様への対応や宿のこだわりなどを、複数の施設にわたりうかがう機会というのはなかなかありませんので、本当に貴重な体験でした。どの宿泊施設も「圧倒的なこだわり」や「お客様をお迎えするゆるぎない志し」にあふれていましたし、「ホテル」または「ペンション」という同じカテゴリーの宿泊施設でも、それぞれに「全く違う宿泊体験」になるのだということを改めて感じました。

例えば、「え~~! 夕食は、高原の風が心地いい屋外で、そんな贅沢なお料理をいただけるんですか~!? そんなの、この八ヶ岳でしかできないじゃないですか…」というような。どこの宿泊施設にも、「特別」がありました。

 

そんな中、考えたのはこのようなことでした。

それぞれの宿泊施設の「特別」を、「特別なもの」としてちゃんと伝わらないのはもったいない!

 

私の本業はWEBサイトの制作であったり、運用のサポート、アドバイスだったりするのですが、実は、私の仕事はいつもこのことと隣り合わせなんです。毎回、「会社やお店などをされている方が心に抱いていても表に表現されていない「想い」や「こだわり」などを、どうしたら外に伝えることができるのか」ということが大きなカギになります。

例えば、お客さんにとっては単なる「とんかつ定食」でも、お店の方のお話を聞くと、そのお店でとんかつ定食を提供しないといけない理由があったり、ヒレカツ定食ではダメな理由があったり、とんかつの下にあるキャベツが、実はその家で有機無農薬で栽培されていたり…、しっかりと(と言いますか、うまく)説明さえすれば、それは単なる「とんかつ定食」ではなくて、ここでしか体験できない、ここでしか感じられない特別な【とんかつ定食】になる。

たまたま私の本業のお客様は、そういう想いやこだわりがある方ばかりで、その度に私も勉強し、想いを共有し、それが伝わるように見えるように加工・表現してきました。(つもりです…(^_^;)

 

今回、9軒の宿泊施設をまわらせていただき、どうやったら「部屋に入った時のあの特別感」を知っていただけるんだろう…? どうやったら「八ヶ岳エリアで過ごす一晩の特別な体験」を知っていただけるんだろう…? ということが頭をグルグルしてきました。
と同時に、「価値あるものを価値あるものとして、ちゃんと伝えないといけないよなぁ…」という使命感のようなものもふつふつと湧いてきました。

 

 

八ヶ岳エリア、素敵でしょ♪

 

 

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