「地域住民の活動」と「観光」とのつながりを学ぶ勉強会

この日は、地域住民の活動と観光とがどのようにつながっているのかを学ぶ勉強会を開催しました。

 

勉強会なんて書くととても難しい感じがしてしまいますが、とても気軽に「なるほど、そういうことなんだ~」と大きな流れがわかってもらえるようなものです。

ここ八ヶ岳エリアは、八ヶ岳や南アルプスを中心にしてとても自然豊かな景観が広がっていて、その景観や資源(水であったり、作物であったり、森林であったり、これらを土台にうまれる文化や風習であったり)を資源にした観光が営まれています。また、その延長で、この豊な資源と関わりながら暮らすことに価値を見出してくださった方が移住という形でこのエリアに移り住んてくださっています。

では、その豊かな「景観や資源」はどのように作られて、守られているのか…。
一見すると、自然豊かな景観なのだから「自然が勝手に作ったもの」だと思われてしまいますが、地形や気候はもちろん自然の力ではありますが、その先の地形の管理や維持・管理は、この地に住んできた方々がずっと培ってきたものに他なりません。
そしてそれは、県とか市町村といった自治体組織が維持・管理しているのではなく、都会からすると厄介者とされる「田舎の組織」であったり、今現在住んでいる我々、別な言い方をすると「地域の住民」が維持・管理をしています。

 

そのような大きな流れを、富士見高原(富士見高原リゾートさん)がどのような経緯で生まれ、どのような住民組織が関わり、そして今に至っているのかを「広原開発50周年記念誌」をもとに振り返りながら見ていきました。

「地域住民の活動」と「観光」とのつながりを学ぶ勉強会

資料をもとにして、富士見高原の歴史と今につながる意図について、そしてその上で営まれている八ヶ岳観光圏について学びました。

 

「地域住民の活動」と「観光」とのつながりを学ぶ勉強会

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我々地域住民は、八ヶ岳エリアを走るこの道路脇を年2回整備します。
写真を見るだけだと「景観整備のボランティア活動」のように思えてしまうのですが、地域の住民がここを整備するには深い深い意味があります。

今回、勉強会に参加され方も「なるほど、そうなっているのか~♪」と、地域住民の草刈り(いわゆる、出払い)と観光事業の関係を理解されたようでした。

 

また機会があれば開催したいと思います。

 

※この話を別な角度で紹介したものが以下にありますので、ご興味あればどうぞ♪
 「この景色や資源を支える「地域の暮らし」」

 

八ヶ岳エリア、素敵でしょ♪

 

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